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山行計画作りに嬉しい新サービス(住吉)

当記事で紹介しているサイトは次のリンクから入れます。
  http://www.yamakei-online.com/special2/yamatime.php

「ヤマケイオンライン」の新サービス、登山地図&計画マネージャ「ヤマタイム」が7月15日にいよいよスタート!
http://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=2494
 「ヤマケイオンライン」の新しいサービスが、7月15日からはじまります。無料で登山地図の閲覧と山行計画を簡単にたてることができる「登山地図&計画マネージャ」というウェブサービスです。

 国土地理院の数値地図をベースに、登山ガイドブック『ヤマケイ アルペンガイド』の登山地図情報、ヤマケイオンラインの山小屋や山のデータベース情報を加えたものです。

 また、地図上で登るコースを選択すると、総コースタイムを自動計算したり、出発や到着の時刻設定や宿泊、休憩時間を設定することにより、詳しい山行計画を立案できます。もちろん、印刷や仲間への共有も可能となります。無料サービスですが、地図の印刷や計画の保存には、ヤマケイオンラインの会員登録(無料)が必要です。

 この「登山地図&計画マネージャ」、サービス愛称を「ヤマタイム」としました。7月15日スタートです。どうぞお楽しみに。
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*7月15日(火)は、本サービス機能追加のため、朝10時から17時の予定で「ヤマケイオンライン」のサービスを一時停止します。新サービスを含めて17時ごろから使用可能となります。

2014年07月11日 登録

防災ヘリコプターによる救助活動に遭遇(杉山)

平成25年10月14日 福島県の吾妻連峰の一角にある一切経山に「魔女の瞳」と再会したいため家内と登山したとき、防災ヘリコプターによる救済活動にたまたま遭遇した。
下山を始めた頃から上空にヘリコプターが舞い始めた。形を見るとどうも防災ヘリコプターのようであった。最初は訓練かなとあまり気にもせず下山を続けたが、遠方の位置にヘリコプターがある一箇所にホバリングして何かしているようであった。その状態ではまだ山の陰に隠れ何をしているのか判らなかったが、後で考えると救助用の装着具を落下させたようだ。その後ヘリコプターが何回か旋回を始め、様子をうかがっているようで、まだ状況を判断しかねた。更に下山を続けると、ヘリコプターがホバリングした付近が見え始め、初めてそこで事故があったのを感じとった。そうこうしている間に旋回していたヘリコプターが近づいてきて、救助活動を始めた。負傷者の救助活動が始まり、ヘリコプターから安全ロープに繋がった隊員が下りてきたかと思ったらすぐに負傷者を抱え込み一気にヘリコプター内に連れ込んだ。その間3分、あっと言う間の出来事でとても迅速な救出活動に感動。初めて救急ヘリコプターでの負傷者の救出活動を見ることが出来、貴重な体験をした。その時撮った写真をフォトストーリーショーにしましたので次のURLをクリックしてご覧ください。
 
 http://imc-sanko.xsrv.jp/IMC/2013/upload/1014bousaiheri/story99.htm

2013年10月16日 登録

トムラウシ山遭難事故について(朝日新聞アスパラクラブ記載記事抜粋)

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トムラウシ山遭難事故が注目を集めたのは、真夏の日本の山で一度に8人が低体温症で「凍死」したことです。3人いたガイド(うち1人は凍死)は、「低体温症は冬山で起きる症状と思っていた」と委員たちに答えており、まさか夏山で凍死するとは想像もつかなかったようです。
 遭難時の気象状況は低温に加えて風雨が強く、ぬれた体を強風が襲って体温を奪ったようです。従って事故当初は、着衣が生死を分けたのではないかとの仮説が出ていました。同委員会の金田正樹委員は、凍傷治療の専門医であり、今回の事故では死因の低体温症について調査しました。その結果、「低体温症になったのは、衣類だけでの問題ではない。登山中のカロリー摂取についても問題があったのではないか」と考えました。
 というのも、低体温症には「体の震え」や「言葉が不明確になる」などの予兆があります。しかし、今回の遭難で生存者たちに聞き取り調査しましたが、こうした予兆が始まってから短時間で亡くなったツアー客が多かったのです。2時間~5時間で5人が息を引き取ったそうです。金田委員は過去の症例から考えても、異常に短い時間での死亡例は非常に珍しいと思ったそうです。
 そこで、運動生理学の専門家で鹿屋体育大教授の山本正嘉委員にも協力してもらいました。今回の気象条件の中だと、成人では1日3000kcalが必要と推測されました。ところが、遭難した7月16日の一行の朝食はインスタントラーメンかアルファ化米を主食に、スープといった内容で600kcal程度。この後、強い風雨の中で行動を続けたため、あっという間に摂取エネルギーを使い果たしました。
 エネルギーの摂取が少なければ、体熱の発生が少なくなり、低体温症に対する抵抗力も落ちます。震えというのは、寒くなって当人の意識とかかわりなく筋肉を動かすことで体熱を発生させる防御反応です。今回、震えを経験せずに低体温症になり亡くなった人もいましたが、激しい運動量によってエネルギーを消耗し尽くしてしまい、震えることさえできなかったと考えられます。
 遭難したツアー登山一行は、食料はツアー客が自分で用意するスタイルでした。避難小屋での食事は、ガイドたちがお湯を配ったりして各自持参の食事を取っていました。
 昼食は栄養補助食品やチョコレート、あめ、バナナなどを行動食として食べていました。生還者のコメントを見ると、「途中で食べたことがよかった」と話している人が何人かいます。「あめ玉1個食べただけで、こんなに違うのかと驚いた」「悪天時なので、体を動かすため食べなければならないと判断して食べた」などです。
 一方、遭難死した人については「食べた方がいいと勧めたが食べなかった」という生還者のコメントがありました。行動中に定期的に食べるという基本技術を行わなかった(行えなかった)という、知識や経験不足も今回の悲劇につながったようです。
 もう一つ、報告書で注目されるのは気象条件です。この遭難の原因は気象の判断ミスに加えて、ガイドの状況判断のミスとしています。気象分析を担当した飯田肇委員は「最初は数十年に一度の悪天候に遭遇した不運が重なったと見ていたが、調査を続けるうち毎年のように発生している気象条件とわかった」と説明しました。
 遭難当時、最低気温は6度、15~18㍍の強風が断続的に吹き荒れ、この遭難を引き起こしました。真夏でこの条件になるのは、北海道だけでなく、北アルプスでも起きるそうです。標高の目安は北海道は2000㍍付近、北アルプスは3000㍍付近です。
 今回の遭難は様々な教訓を残しました。報告書は、3月1日から日本山岳ガイド協会のホームページ(http://www.jfmga.com/)で公開されます。みなさんもぜひ、読んでください。きっと、今後の登山の参考になると思います。

上記日本山岳ガイド協会の報告書は91ページとかなり膨大ですが一読すべきと思います。
又低体温症についての船木医師の報告書を添付しましたので、こちらも是非ご覧ください。
(船木医師の報告書は文頭の「ファイル」あるいは次のアドレスをクリックして下さい。http://imc-sanko.xsrv.jp/IMC/diarypro/diary.cgi?no=2

2010年03月14日 登録

低体温症にならないためには(船木医師の報告)

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 低体温症の報告をしたのは、苫小牧東病院副院長の船木上総医師です。長年、低体温症の治療や診断などをされた経験から、低体温症の予防や症状判断をするための方法を非常にわかりやすく解説されました。
 低体温症の怖いところは、症状が進んでしまうと、登山中の現場では回復不能になることです。体温が32度以下になってしまえば、すぐに病院に運ばないと死亡事故につながります。

低体温症にならないためには!
 先週に続いて、トムラウシ山遭難事故についての話題です。2月27日、神戸市で「トムラウシ遭難事故を考えるシンポジウム」が開かれました。山岳遭難などの研究をする「日本山岳サーチアンドレスキュー研究機構」などの山岳団体が開いたシンポジウムです。ここでも、今回の遭難の死因になった低体温症について、興味深い研究報告がありました。遭難防止にとても役立つ情報でもあるので、紹介します。
 低体温症の報告をしたのは、苫小牧東病院副院長の船木上総医師です。長年、低体温症の治療や診断などをされた経験から、低体温症の予防や症状判断をするための方法を非常にわかりやすく解説されました。
 低体温症の怖いところは、症状が進んでしまうと、登山中の現場では回復不能になることです。体温が32度以下になってしまえば、すぐに病院に運ばないと死亡事故につながります。
 前回も紹介しましたが、「震え」があるうちは、体が熱を出して守ろうとしています。また、言葉が不明確になったり、奇声を発したり、少し歩いただけで転んでしまったりし始めると、危険な状態です。このレベルになると、本人が自分で判断できなくなるので、ガイドや他の参加者がチェックしなければなりません。特に高齢者は指先を使った温度変化について、若い人より鈍感になっていますので、自分の体温低下についても気づかないケースが多いようです。
 体温の低下を調べるのは、登山中は体温計も持っていないし、仮に持っていても風雨の中では使うのは難しいでしょう。一番簡単な方法は、互いの服の中に手を入れて胸や背中など直接肌を触ってみることで判断します。低体温症であれば、肌は異様に冷たくなっているそうです。
 低体温症の予防は、早めの判断、早めの対処が、生死を分けると言っても過言ではないそうです。
 トムラウシ山遭難でツアー客らが低体温症になってしまった最大の原因として、船木医師は「熱の喪失」を挙げています。その理由として、①風②濡れ③低温④接触物(岩、地面)が考えられます。
 ①の風について、登山中に風速計がなくとも、風の強さを簡単に測定できる方法を示しました。
 風速5メートル=小枝が動く、風速10メートル=大枝が動く、風速15メートル=木全体が動く、風速20メートル=真っすぐに歩けない。山の中でもこれ目安にすれば、現在の風速を推定できます。
 ②の濡れについては、「防水性があり、透湿性を備えたゴアテックスのような雨具を着ていても、下着が濡れていたら、要注意。この状態で強風の中で行動すると、どんどん雨具の中から体温を奪われます」と指摘しました。
 ④の接触物については、この仕組みを遭難防止策として、利用すべき点があります。山の中で冷たい岩や地面に直接座ったりすると接触物に熱が移りますが、人間同士が互いにくっつき合っていると逆に暖がとれるのです。
 トムラウシで遭難したガイドを含むツアー参加18人のうち、8人が亡くなりましたが、生存者たちはいずれも①~④の「熱の喪失」から、さまざまな工夫をして身を守っていました。
 前回も紹介しましたが、船木医師は、行動中の食べ物についても注意を促しています。喪失した熱を作るためにはエネルギーが必要です。太った人は皮下脂肪が多く、一見、この皮下脂肪を使って体温を上げることが可能のような気がします。しかし、脂肪はすぐには熱に変換できません。何度もダイエットに失敗した人は理解できると思いますが、皮下脂肪はなかなか落ちません。激しい運動量が必要な登山では、すぐにエネルギーとして供給できるのは糖質なのです。
 現在はコンビニなどでも、高カロリーの栄養補助食品やチョコレートなどすぐにエネルギーに変わる食品が販売されています。行動中も、これらの食品をこまめに口に入れて栄養を補給し続ければ、体の中から熱を作ることが可能なのです。
 船木医師は、次のようなトムラウシ事故の生存者の言葉を紹介しました。
 「私は持参したカロリーメイトや魚肉ソーセージ、きな粉棒を食べたり、アミノバイタルやアリナミンVなどを何分かおきに、何かを口に入れるようにしていました」
 とにかく、歩きながらでもいいから常に食べ物を口の中に入れておくことが、低体温症の予防につながるわけです。今年も冬山シーズンが終わり、春山から一般登山者たちも山に出かけると思いますが、低体温症への備えをしておけば、より安全な登山ができると思います。

2010年03月14日 登録

登山届けについて

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ファイル 6-2.pdf

9月10日の役員会にて、松尾会長から「今季の夏山登山の遭難件数が過去最高となった』との新聞記事を引用され、入山時の登山届けの必要性のご指摘があった。
次のWebサイトに標準的な登山届けの様式と記入要領、また、各山系の情報入手先と個別の登山届け様式の案内があるので参考にして下さい。
http://www.aibo2.com/pc/01901plan.html
尚、このサイトからダウンロードした登山届け様式を上に添付しました。
ファイル6-1.xls はExcel版
ファイル6-2.pdf はPdf版です。

2008年09月14日 登録

山行気付き点

ファイル 5-1.doc
ファイル 5-2.pdf

IMC諸兄
いよいよ4月。新緑の山が呼んでいるようです。
4月4日は「新人山行:御前山」が計画されています。沢山の方のご参加を期待しています。
新人山行に当たり、少しでも山行になればと思い、私の若干の経験からの気付き点のメモを添付いたします。
上の ファイル5-1.doc はWord版
   ファイル5-2.pdf はPdf版です。

お気づきのことを下のコメントにて投稿していただけると幸いです。

2008年04月14日 登録

山のリスクマネジメント:『山と渓谷』2月号特集

高田さんから「山と渓谷:2月号に『山で遭難した際の特集が組まれており』大変参考になりますので、一度ご覧になり利用方法をご検討されては如何でしょう。」とのご提案がありました。
ありがとうございます。
今後、勉強会の資料として利用する、あるいは、この掲示板に要約を掲載して共有化するなどを検討して参りますが、取敢えず、この特集の内容は次のようになっています。

『山と渓谷』2月号特集:山の「リスクマネジメント」
 ・ドキュメント滑落遭難 3月の西穂高岳で400m滑落して生還
 ・"遭難寸前”インシデント体験に学ぶ
 ・読者アンケートに見るリスクマネジメント
 ・ケーススタディで学ぶ もしもあなたが遭難したら
 ・遭難事故の危険とその回避法
 ・原因別リスクマネジメント
   雪崩に備える/最大受信距離の落とし穴 あなたのビーコンは、大丈夫?
   道迷いを防ぐ
   転倒と転滑落を防ぐ
   有害植物・動物に備える
   病気・ケガ その予防と対策
   気象遭難を防ぐ
 ・登山道における自己責任
 ・いつまで続く? 中高年登山者の遭難−長野・岐阜・富山3県の遭難データより−
となっています。また当該号の案内のWebページは次のアドレスでご覧いただけます。
  http://www.yamakei.co.jp/products/detail.php?id=900873

2008年02月14日 登録

日帰り登山時の携帯品などのチェックリスト

ファイル 3-1.doc
ファイル 3-2.pdf

IMCに新会員さんがどんどん加入されていることを喜んででおります。
そこで、初めて山登りを開始される方に参考になるのではと、老婆心ながら小生が使用している「日帰り登山時の携帯品などのチェックリスト」を添付いたしました。 ご活用願えれば幸甚に存じます。
上のファイル3-1.doc はWord版
  ファイル3-2.pdf はPdf版です。

2008年02月12日 登録

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