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南アルプス南部縦走

平成29年9月2日~9月6日に南アルプス南部(聖岳、上高地岳、茶臼岳、光岳)を縦走した。
4日間は天候に恵まれたが、下山時は雨の中の下山となった。聖岳、上高地岳、茶臼岳、光岳登頂時は天候に恵まれ且つ眺望にも恵まれた。
茶臼岳~光岳間の往復行程は約12時間を要した。往路は下り行程、復路は登り行程となり、行は良い良い帰りは恐い通り復路は疲労が蓄積した身体には辛い行程であった。またこのルートは水場が乏しく光小屋近くに僅か1か所あるのみである。2か所ある出口1か所は枯れていて、1か所は僅かに流出していた。
前聖岳登頂中偶然にもライチョウ親子に遭遇。偶々休息を摂ったすぐ近くで見ることができラッキーであった。
光岳山頂は森林に覆われ、頂上での眺望は乏しい。光岳までのルートは殆んど樹林帯の中の山行となり長時間の鬱陶しさは心身共に疲労する。深谷久弥が何故このような山を100名山に選んだのだろうと原文を見てみると、駿河、遠江、信濃の三国にまたがり日本アルプスの南のターミナルであること、2,500m以上の山はこれ以南にはないこと、山名光岳の魅力に魅かれたこと、更にハイ松の南限がここにあること等により100名山に指定したようである。
茶臼岳~畑薙大吊橋までのルートはかなりの勾配でしかも山道が荒れていて歩きにくい。水は豊富にあり携帯は最小限(500ml程度)で良いと感じた。
下山後の送迎バスは2便あるのみでその時間になるべく合わせるような下山時間配分が望ましい。(風雨凌ぎの待小屋は在る)

実施報告
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聖岳
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聖岳山頂
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上高地岳
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上高地岳山頂
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