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飯縄山、黒姫山山行

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6年6年6月6日、7日クラブ山行で3名で登山。
 久しぶりの山行でしかも長い距離を歩くのは本当に久しぶりで体調のことも気になり、股関節が完治しない状況で、少し不安を感じながらの山行となった。初日は飯縄山を登頂。長野駅からバスで約50分、登山口のバス停で下車。そこから山行開始。なだらかな舗装道路をゆっくりと先頭で上り開始。修験者の修行の山なので至る所に鳥居や菩薩像が設置されている。山道には13の菩薩像が安置されていて登山者の無事を見守っている。13時30分頃山頂に到着。約2時間半の山行だった。下山は西登山道を下り戸隠村の横倉旅館の宿泊。この旅館は民宿形態で築は150年前と聞く。茅葺きの屋根で歴史を感じる民宿だった。内装は綺麗にリニュウアルされ再訪しても良いと思われる宿であった。
2日目は黒姫山に登頂。行程が長いので時間をたっぷり取った行動となった。4時起床、5時50分に宿の車で女将さんの運転で登山口まで連れて行ってもらった。天気は危ぶまれたが、次第に回復してやや雲は多いものの良好な登山日よりとなった。黒姫山は大きな山塊で懐が深く、登山はなだらかな山道が長々と続く。昨日頑張ったのでその後遺症があり躰が登山開始当初は重かったが次第に躰がなれてきて気にならなくなった。遠方はやや雲が有りスッキリした眺望は望めなかったが、それでも北アルプスの山々が雪を抱いた姿を遠望することが出来感動だった。登山開始から4時間、標高差約1,000mを登り切り10時15分に登頂した。天候は曇り空で幸いに雨は降らず、天気予報を覆してラッキイな山行となった。下山は黒姫駅までの約4時間の長丁場の下山である。10時50分ごろ下山開始。このルートは表登山道と称しているが殆ど登山者が通った気配がなく、山道は荒れ放題だった。特に段差が著しく、かなりの段差をクリヤーしながらの下山となり足腰への負担がかなり大きなものとなった。おまけに長距離とあって心身共にかなりの疲労を感じ、途中矢張り予定していた右の太腿が痙攣を起こした。応急処置のためサポーターで確り腿を固定して何とか持ちこたえた。このルートは登山者の数が少ないこともあろうか、高山植物が豊富だ。登りのルートでは殆ど高山植物が見られなかったが、このルートは多くの高山植物が咲いていた。オサバグサ、ツバメオモト、バイカオーレン、マイズルソウ、イワカガミ、サンカヨウ等々楽しませてくれた。兎に角長い下山道を何とかクリヤーして黒姫駅に15時20分ごろ到着。下山開始から約4時間30分かかった。16:03の長野行きの列車に乗り帰宅の途についた。

実施記録
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飯縄山山頂
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黒姫山山頂
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古池と黒姫山
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オサバグサ
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