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文化祭出品

タフネスとエレガンスを併せ持ち500m防水を備えるダイバーズウォッチ“クロノオフショア1” グリーンの文字盤とベゼルを採用した限定タイムピース

1884年創業の歴史あるスイスの時計ブランド<エドックス>の、飽和潜水500mのハイスペックダイバーズ「クロノオフショア1」より、新しいカラーバリエーションである、グリーンのダイアルとベゼルを採用した限定モデルが発売された。

シャネル 時計 コピー 代引クロノオフショア1は2007年に発表した現行モデル。艶やかで存在感のあるセラミックベゼルや、チャンピオンナンバーを表す1時位置に配したアラビアインデックスなど、力強さを演出するデザインを纏っている。

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今回発表するクロノオフショア1の新作ウォッチは、パワフルな存在感に加え、エレガントなディープグリーンの文字盤、同系色のベゼル、ダイヤモンドを配した“1”のアラビアインデックスと、ピンクゴールドPVDを施したケースでエレガントさをプラスした。


文字盤には、美しい光沢感のあるサンレイ加工を施しており、見る角度や光の当たり方により様々な表情を見せることも魅力の一つ。

リューズ・ソリッドバックをねじ込み式にした堅牢なケース設計が、500m防水という高い防水性能を実現。
パワーボートに使われるスクリューをケースバックにデザインしている。

ベゼル素材には、サファイアと同等の高硬度を誇るハイテクセラミックを使用し、キズや腐食への耐性に優れ、時計の外観を美しく保つ。

柔らかく腕馴染みが良いラバーストラップは水に強く耐久性にも優れている。
Dバックル側のベルトをカットできる仕様となっている為、手首が細い方も適切なサイズに調整することができる。


【老舗時計ブランドと、過酷な海のモータースポーツ「パワーボートレース」の融合から生まれたフラッグシップコレクション】


「クロノオフショア1」は、海のF1とも称されるスリリングで迫力のあるパワーボートの世界観を投影したフラッグシップコレクション。世界最高峰の国際モーターボートレース大会「クラスワン パワーボート世界選手権」との出会いによって生まれた。

1,200馬力のエンジンを4基搭載するマシンを使用し、海上で繰り広げられるエクストリームなレースは、追求に追求を重ねる時計製造への姿勢を貫くエドックスと高い親和性がある。

オートヘリウムエスケープバルブを備えた飽和潜水500m防水の高性能をコレクションの標準スペックとして展開しており、デザインも品質もタフな仕上がりとなっている。

3.5mm厚以上の重厚感のあるマッシブなセラミックベゼルが、エクストリームさを表現。

【商品詳細】


Ref:10221-37RV5-VIR5-S

Ref:10221-37RV5-VIR5-S
23万6500円(税込)6月12日発売
クオーツ
キャリバーEDOX102
防水500m
316Lステンレススティール ケース(ピンクゴールドPVD加工)
グリーンダイアル
ケース径45mm
ラバーストラップ
世界限定300本
https://www.edox.jp/c/chronoffshore-1/edx-1022137rv5vir5s

エドックスについて

エドックスは優秀な時計職人クリスチャン・リュフリ=フルーリーが1884年、スイスのビール/ビエンヌに創業しました。1961年に腕時計のリューズ機構で特許を取得。この機構は現代の防水時計のスタンダードな仕様となっています。創業当時から、追求に追求を重ねる時計製造で優れた機能や性能を備える時計を世に送り出しています。

https://www.edox.jp/

■問い合わせ
株式会社GMインターナショナル
TEL:03-5828-9080

マダイ釣り

今回は「ハイパーオロロジー」というモットーのもと、大作の数々を打ち出したロジェ・デュブイを取り上げる。

ロジェ・デュブイ。ハイパーオロロジーで定まった方向性
「ハイパーオロロジー」というモットーを掲げて以降、生真面目な骨格が際立ってきたロジェ・デュブイ。もともとの性格が表れただけとも言えるが、2023年の「モノボルテックス スプリットセコンド クロノグラフ」は、確かにこの会社にしか作り得ない“ハイパー” な大作だった。

続く2024年はトゥールビヨンへの賛辞として4つのモデルをリリース。センタートゥールビヨンの「オルビス イン マキナ」を筆頭に、いかにもなラインナップをそろえた。

ロジェ・デュブイ オルビス イン マキナ
ロジェ・デュブイ「オルビス イン マキナ」
今のロジェ・デュブイスーパーコピーお届け!らしい、迷いのない新作。2022年の通称“ラウンドテーブル”に似た表示を持つが、設計は一新。使えるサイズを得た。機構は複雑だが、針合わせの感触も悪くない。手巻き(Cal.RD115)。29石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KPGケース(直径45mm、厚さ14.41mm)。10気圧防水。世界限定28本。
個人的な推しはチタン製の外装を持つ「エクスカリバー モノトゥールビヨン チタン」。既存モデルの素材違いだが、複雑機構がないだけ、バランスの良さが際立つほか、普段使いできる軽快さが打ち出された。限定28本ではなく、レギュラーモデルであってもおかしくない完成度だ。

ロジェ・デュブイ エクスカリバー モノトゥールビヨン チタン
ロジェ・デュブイ「エクスカリバー モノトゥールビヨン チタン」
スポーティーなオートオルロジュリーに対するロジェ・デュブイの回答。肉を抜いた骨太のスケルトンと、簡潔なトゥールビヨン輪列の組み合わせは、モダンなデザインを強調する。正直、限定28本は残念な限り。手巻き(Cal.RD512SQ)。19石。パワーリザーブ約72時間。Tiケース(直径42mm、厚さ12.62mm)。100m防水。2117万5000円。
いよいよ明確な方向性を打ち出すに至ったロジェ・デュブイ。願わくば、このスタイルが定着しますように。

ロジェ・デュブイ

(左)ロジェ・デュブイ「エクスカリバー モノトゥールビヨン ドラゴン」
あえてモダンなドラゴンをあしらったスケルトン版。責任者のブルタン曰く「普通のメティエダールでは面白くないから」とのこと。今年のロジェ・デュブイは、本作に限らず余白の処理がうまい。手巻き(Cal.RD512SQ)。19石。パワーリザーブ約72時間。18KPGケース(直径42mm、厚さ12.62mm)。100m防水。世界限定28本。
(右)ロジェ・デュブイ「エクスカリバー サンライズ ダブルトゥールビヨン」
既存モデルの素材違いだが、ダブルトゥールビヨンに、合計108個のジェムストーンをあしらっている。クイックリリースシステムによりストラップの交換も容易になった。手巻き(Cal.RD108SQ)。32石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KRGケース(直径45mm、厚さ14.66mm)。10気圧防水。


ロジェ・デュブイのグレゴリー・ブルタンをインタビュー
今やロジェ・デュブイの、というよりも、リシュモン グループを代表する設計者となりつつあるグレゴリー・ブルタン。創業者ロジェ・デュブイのいわば“愛弟子”である彼は、もともとあったエンジニアリングの素養に、古典の技法やディテールを接ぎ木するようになった。ブルタンが説明してくれたのは、2024年の超大作「オルビス イン マキナ」だ。セントラルトゥールビヨンを持つこのモデルで、ブルタンは「ロジェ・デュブイの基本に立ち返りたかった」と語る。

[ロジェ・デュブイ/プロダクト・ストラテジー・ディレクター]Gregory Bruttin(グレゴリー・ブルタン)
1977年、スイス生まれ。ヌーシャテルのエンジニアリング・スクールで時計製造の理論を学んだ後、エコール・アークで修士号を獲得。2002年にロジェ・デュブイに入社し、自動巻きムーブメント、ミニッツリピーター、スケルトンムーブメントの開発などに携わる。ムーブメント開発部門の責任者などを経て、現職。
オルビス イン マキナでロジェ・デュブイの基本に立ち返りたかった
「2022年のセントラルフライングトゥールビヨンに比べて、オルビス イン マキナはムーブメントもケースも薄くした。そのために巻き上げと時刻合わせや輪列なども変え、巻き上げに使っていた遊星歯車を通常輪列に加えた。普通はやらないが、私たちにはノウハウがある。そして伝達効率を上げるために、遊星歯車に使われる歯は、エレクトロフォームやレーザーで加工している。それとセラミックス製のボールベアリング。この部品がなければ、センターフライングトゥールビヨンを支えるのは難しかったと思うよ」。なるほど、これらは今のエンジニアならではの、モダンな解決策だ。

「ロジェ・デュブイの2000年の時計を取り出して、モダンに仕立て直したらオルビス イン マキナになった。狙ったわけではなく、結果としてそうなった」とは、類を見ない大作に苦闘した彼の、偽らざる感想だろう。もっとも、ブルタンは、古典的な時計作りで名声を欲しいがままにした、ロジェ・デュブイ直系の愛弟子だ。

「設計者とは、ムーブメントにスペースを作るテクニックを覚えなければいけないと思う。スペースを確保するとムーブメントを薄くできるからね。でも今回は、ロジェ・デュブイの教えをムーブメントに盛り込みたかった。造形に深みを与えるため、過去にデュブイの手掛けたムーブメントを見て、ポケットウォッチなどのディテールを加えた。地板などを厚く作ったのはそれが理由だよ。また、厚みがあると側面はリッチに見える」。そんな彼の〝師匠〞に対する愛情を感じさせるのが、新作の「エクスカリバー サンライズ ダブル トゥールビヨン」だ。ベゼルとムーブメントに108個のジェムストーンを据え付けた本作は、意地悪く見ると、流行のレインボーの派生形でしかない。しかし、だ。

「ロジェ・デュブイは、ジュネーブの時計学校に通うため、毎朝、暗い時間に起きなければならなかった。夜明けで見るのは日の出だよ。私は彼の見た情景を時計で表現したかった。日の出の色はオレンジだから、ジェムストーンには、あえてガーネットを選んだんだ」

ロジェ・デュブイから「深さ」を学んだブルタン。設計者として一皮むけたんじゃないですかと尋ねたところ、彼はこう答えた。「昔は、マルチレイヤーが得意だった。でも今は、3Dに進化したと自分でも思っているよ」。