オーデマ ピゲ「APハウス」がハウス発祥の地 ミラノに新オープン~APハウスのコンセプトをさらにレベルアップ
オーデマピゲはミラノの有名な地区の1つであるバグッタ通りに新たなAPハウスをオープンしました。APハウスは7年前、歴史、文化、デザイン、ファッション、グルメの中心地であるこの街で誕生しました。旧ガレージ・トラヴェルシの建物は近年、当時の美しさを復元するために全体を改装し、当初のデザインを復元しました。新しいスペースは5階建で伝統、テクノロジー、コンテンポラリーデザインを組み合わせ、ブランドの豊かな体験ができる販売拠点として新たな次元の第一歩を踏み出します。
旧ガレージ・トラヴェルシにオープンしたAPハウス ミラノは伝統と前衛的デザインを組み合わせています。©オーデマ ピゲ提供
ミラノで始まった独創的なコンセプト
ブランドのファンの皆様のためのタイムレスな空間である最初のAPハウスのコンセプトは、マニュファクチュールのかけがえのないお客様とのコラボレーションにより生まれました。世界を旅し、時計愛好家たちと情熱をシェアしたブランドの創設者たち、ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲが21世紀に生きていたとしたら、どのような家を望んだだろうかと想像して設計されました。こうしてできたのが、家の居心地の良さと人々の絆を最も大切にした洗練されたスペース、APハウスです。
最初のAPハウスは2017年にミラノのピエトロ・ヴェッリ通りに位置するコンセプチュアルな空間でした。時計ブランド、オーデマピゲそして特に「ロイヤルオーク」と「ロイヤルオークオフショア」にとって重要で大切な場所であるイタリアにおいて、APハウスはマニュファクチュールの存在感を更に高めるものでした。最初のAPハウス誕生から7年後、オーデマピゲはこのリテールコンセプトをさらにレベルアップするため、ミラノの中心地に新たなスペースをオープンしました。時計愛好家たちがオーデマピゲの世界観を自由に楽しみながら他にない体験ができるスペースとなっています。
新たなAPハウスミラノは、アムステルダム、バンコク、バルセロナ、香港、ロンドン、ロサンゼルス、マドリッド、ミュンヘン、ニューヨーク、上海、テルアビブ、東京、チューリッヒなど、世界で活気のある19の大都市で展開しているAPハウスのネットワークに加わりました。
ミラノの歴史と文化に敬意を表す、APハウス
新しいAPハウスミラノはサンバビラ広場と有名な高級ショッピング街として有名なモンテナポレオーネからわずか数メートルに位置するバグッタ通りにあります。バグッタ通りの建築と文化は、イタリア最大の劇作家のカルロ・ゴルドーニや作家のアレッサンドロ・マンツォーニを始めとする多くのアーティストや知識人たちが住んでいました。
APハウスミラノは、1939年から2003年までミラノ初の複数階式駐車場として使われた歴史的な建物である旧ガレージ・トラヴェルシの中にあります。当時としては斬新だったガレージ・トラヴェルシは、建築家ジュゼッペ・デ・ミンがサンバビラ広場の大規模都市開発計画の一部として設計したものです。
合理主義建築と呼ばれる建物で、カーブしたファサードとスティール枠の窓、及び自動車用リフトを備えた構造が革新的建築として評価されました。
その後、長年放置されていましたが、近年完全に改築され、高級ショッピング街の象徴となりました。
地元の人々にとって重要なこの伝統&近代性を兼ね備えた場所は、世界の幅広い文化と対話して視野を広げ、創造性を養い人々との絆を築いてきたオーデマピゲの精神にまさしく共鳴するものです。
オーデマ ピゲスーパーコピー n級品『新しいAPハウス ミラノは、2017年にミラノで始まった最初のAPハウスのコンセプトに新鮮で前向きな展望をもたらすものです。ガレージ・トラヴェルシのような一流で著名な場所に新たなAPハウスがオープンすることは名誉の限りです。地元のノウハウを守り過去から未来へと継承するオーデマ ピゲの方針をよく表現することのできる空間です』
アンドレア・カルディッロ(オーデマ ピゲ イタリア、カントリー ゼネラル マネジャー)
伝統と最先端のノウハウを融合させた内装デザイン
建物の5階から9階までの1,600㎡以上の面積に設けられたAPハウスミラノでは、当地の躍動するエネルギーを反映した独自のコンセプトで、時計愛好家の皆様に新鮮なブランド体験をしていただくことができます。
APハウスミラノはミラノとニューヨークを拠点とする建築とインテリアデザインのスタジオ、リッソーニ&パートナーズとの提携のもとに設計されました。リッソーニ&パートナーズは、厳密さとシンプルさに加え、ディテールとバランス、エレガンスとの調和を兼ね備えた設計で知られています。このプロジェクトにあたり、スタジオはオーデマピゲがあるジュウ渓谷の自然環境からインスピレーションを得て、木やガラス金属などの様々な素材をデザインに取り入れながらミラノらしいエスプリを加えました。5つのフロアの内装デザインは、ブランドのデザインコードにミラノの伝統のデザイン感性を融合させています。
1階には1972年発売の「ロイヤルオーク」と共に登場したブランドの有名なプチタペストリーのギヨシェモチーフを思わせるモダンなパターンを展開。訪問者にはマニュファクチュールの世界、ブランドの中心にある人々のつながりとブランドの歴史を感じさせる独特の世界観を感じていただけます。テクスチャー、コントラストと光で演出したエントランスホールは、ガラスのパネルによる視覚的幻想に包まれる一方、1900年代のミラノの歴史的な邸宅に見られる黒檀の壁が落ち着きをもたらします。二つの世界が交差する独創的なAPハウスのコンセプトを示す最高の舞台となっています。
訪問客やゲストが家庭的な雰囲気でくつろぐことができる従来のAPハウスのラウンジの空間に加えて、新しい場所には、コンテンポラリーピースとヘリテージピースが、近未来的なイメージのスペースに展示されています(必要に応じて展示/非展示の設定が可能)。さらに展示スペースにはさらにオズヴァルド・ボルサーニ、フランコ・アルビニ、エットレ・ソットサス、ヴィコ・マジストレッティ、アキッレ・カスティリオーニなど、ミラノの有名なデザイナーたちのヴィンテージ家具やデザインピースも展示されています。APハウスには、サービス専用のフロアもあり、時計師たちの仕事の様子を見ながらマニュファクチュールのクラフツマンシップについて知ることもできます。
それぞれのフロアはウォッチのヒゲゼンマイを思わせるらせん階段でつながっています。建物の中央を貫くこのらせん階段は、伝統と近代性、ミラノとル・ブラッシュの間にある伝統とモダンという密接なつながりを象徴しています。
さらにAPハウスの屋上からはスフォルツェスコ城、サンカルロ・アル・コルソ教会のグリーンのドーム、ドゥオモの最も高い尖塔「マドニーナ」などミラノの伝統のスポットを360°で見渡せ、眺めを楽しむことができます。
「オーデマ ピゲからはプロジェクトとブランドの様々な局面について詳細な説明を受けました。家でありクラブでもあるようなハイブリッドな空間を創造したいということでした。本を読んだり、文化や食事を楽しむことのできるスペースです。時計を楽しむ場所ですが、ただそれだけではありません。ここは特にミラノとその歴史にインスパイアされたスペースです。このストーリーを念頭にプロジェクトの設計を始めました」
ピエロ・リッソーニ(建築家、設計家、リッソーニ&パートナーズ創設者)
出会いの場
創造性には文化を育て人々をつなぐパワーがあると信じるオーデマピゲは、様々なクリエイティビティな分野との対話を重ねています。ブランドが長年力を入れてきたのが音楽、現代アート、ガストロノミー、テクノロジーの世界との親和性で、これらがAPハウスミラノの空間に生かされています。
展示されている現代アート作品は、2006年からミラノのアートシーンを支えてきたフランチェスカ・ミニニ・ギャラリーの提供によるものです。オーデマピゲのコミッションアート作品制作プログラムであるオーデマピゲコンテンポラリーへの協力者でもあります。このスペースに飾られるアート作品は、創造的なコミュニティと仕事を発展させるというAPハウスミラノとオーデマピゲの方針を示しています。
さらにスペースにはレコードコレクションとピアノがあり、音楽をどのフロアでも楽しむことができます。
ゲストのお客様には個々にユニークな体験をしていただけるよう、APハウスミラノは最先端テクノロジーにサポートされたおもてなしを行います。またここでビジターはバーチャルプラットフォームの世界的リーダー、ドリームスケープ・イマーシブとオーデマピゲの提携により開発されたバーチャールリアリティの世界も体験していただけます。「The Clockwork Forest」と題したこの没入型アドベンチャーは、複雑なテクノロジーと自然のパワーが組み合わされ魔法の森へと体験者を誘います。伝統とテクノロジーを融合させた空間、APハウスミラノは、このような没入体験によるお客様体験のさらなる展開に理想的な舞台となることでしょう。
出会いの場としてつくられたAP
ハウスミラノは、マニュファクチュールのクリエーション、熟練技術、そして世界におけるブランドのポジションを知ると共に、お客様と時計愛好家の体験を通じてより深い関係を築くことのできるローカルのスポットです。
リッソーニ&パートナーズについて
ミラノとニューヨークにオフィスを構えるリッソーニ&パートナーズは建築、景観、内装、プロダクト、グラフィックデザインの国際的なプロジェクトに30年の経験を持ち、影響力の大きないくつかのデザイン会社のアート部門で活動しています。ピエロ・リッソーニが率いるオフィスの活動は深い経験に基づくクライアント個別のアプローチにより、明確で独特のスタイルコードとビジュアルアイデンティティの制作を行います。仕事は厳密で簡素なスタイルにインスパイアされ、ディテール、一体性、エレガンスを大切にし、特にプロポーションと調和を尊重します。ピエロ・リッソーニはアルピ、B&Bイタリア、ボッフィ、リビングディバーニ、レマ、ルアルディ、ポッロ、サンロレンツォなどの企業のプロダクト展開とそのデザインを行っています。現代デザインマスターの一人と評価されるピエロ・リッソーニは多くの国際的ブランドと共に仕事をしてきました。その中にはアレッシィ、Antrax、アトラスコンコルド、ボナチナ1889、カッペリーニ、カッシーナ、コット、デパトヴァ、ァンティーニ、フロス、グラスイタリア、ゴラン、イリー、Janus et Cie、カルテル、Kerakoll、KNインダストリー、ノル、Nerosicilia、オリバリ、サルバトーリ、テクノ、ヴィッカルべがあります。